私の無宗教への態度
私は「無宗教」者ではないと思う。墓参りも法事も興味がないというよりはむしろ積極的に蔑んでいる節がある。
一応キリスト教の世界に片足を突っ込んでいるが、「宗教」、特にそのドグマという枠組みで物事を語ることには批判的である。だから無宗教ではなく、無神論の崖っぷちに立っている人間といったほうが正確かもしれない。
そんな人間が、大多数の日本人に向かって、お前らがやっていることはこんなにくだらないものなんだぞと馬鹿にすることは容易いが、それでは実りはないし、単に敵を増やして社会からの孤立を深めるだけだろう。どうしたものか。