何年か前に書いた、ある吹奏楽部のドキュメンタリーに対する批判の記事が、事あるごとに取り上げられているようですが、あの文章がきっかけとなって、タイトルの通り、中学、高校で吹奏楽部だった方が新しくサイトを作られたことを知りました。

吹奏楽部だった人の話。
http://blog.livedoor.jp/momohana0422/

まだこれからいくつもの文章が書かれていく途中だとは思いますが、これまで書かれたものを読んだ限りでは、私が批判した淀川工科高校のドキュメンタリーで描かれていた内容などまだ甘く、これが本当に現代の高校で日常的に行われているとはとても信じられないようなもので、吹奏楽とは無関係の私も読んでいて辛くなってきました。
自分の過去の体験、それも決して気持ちの良くはないものを批判的に抉り出して長い文章にするのは並大抵の作業と覚悟ではないと思います。

確かに、インターネット上では匿名の方が良いのかもしれませんが、もし今でも学校で書かれているようなことが行われて、現在も変わっていないのだとしたら、傷つけられた人同士が行政や司法と連携して、直接なにか行動を起こすべきほど由々しき事態だと感じました。

とはいえ、特定の誰かを糾弾したり、告発したりするような激しい内容ではありません。
私の文章は、おかしいと思ったものは名指しで、それも執拗に批判するようなスタイルを取りがちで、それで良くも悪くも問題視され、敵を作りやすい傾向があるのは自認していますが、この方のものはそうではなく、脚色はあるのかもしれませんが、あくまで過去の体験を丁寧に辿りつつ綴っているものです。(文章だけでなく、イラストが使われていてレイアウトも凝っていてお洒落ですね)
ですから、吹奏楽に熱を上げている方々が読んでも脊髄反射的に反感は抱きにくいでしょう。

吹奏楽部の現役部員、OBや指導者にとどまらず、部活動、課外活動に携わるすべての人が一読する価値はあると思います。