砂壁に直接のりなし壁紙を貼ってみたが…(実践編)

築40年以上の一軒家の寝室として使っている6畳間の砂壁に、直接壁紙を貼ってみましたが、全然綺麗に貼れなかったという話です。
もともと厳密にするつもりもなく、私が雑にやった、貼り方が悪かったというのもありますが、おそらくよほど技術がある方でないと難しいと思います。私のように一人でなく、数人で協力すれば少しは浮きなどがマシになるかもしれません。

そもそもなんでそんなことをしようかと思ったかといいますと、砂壁がもうボロボロになっていたからです。かりかり削るのはおろか、軽くなでるだけでもボロボロ床に落ちるような状態で、これはなんとかしたいと。

最初は漆喰を塗るつもりだったのですが、砂を落としてみたところ、壁(昔の家だからモルタルでなく藁が入っているのです)自体がもうだいぶ傷んでいる上、天井を突っついてみたらバキッという音がして一部が割れるなど、まともに補修するなら家全体リフォームしないといけないレベルだと感じた上、私もいつまでこの家にいるのかわからないので、間に合わせで手間の掛からないやり方でいいやと思い、漆喰っぽい柄の白い壁紙にしました。なお、砂壁に壁紙を貼る場合、ベニヤ板などを打ち付けるのが正当な方法ですが、今回は所詮間に合わせとコスト削減と実験のために直接貼ってみました。

もっとも、後になって漆喰のほうがかえって安上がりで楽だったのではないかと思いましたが。

以下、いろいろなサイトを参考にしつつ、私がやった作業を書きます。

作業の最初は古くなった砂剥がしです。これは余っていたお好み焼きのコテを使いました。これも適当です。それでも畳は砂だらけになりました。本当はブルーシートなどを敷くべきでしょう。当然、掃除機で落ちた砂を吸い取ります。
砂を落としてわかりましたが、上にも書いた通り壁そのものが傷んでいて、へこんでいたり、穴が開いているようなところもありました。あまりに酷いところは、壁用のパテで埋めました。

その後、砂壁おさえというものを塗って、砂を落とした壁を固めて、上に資材を貼りやすくしました。砂壁おさえの説明書きにも書いている通り、当たり前ですが、この状態でほうっておくものではなく、その上から漆喰なりなんなりを塗らないといけないのですが、こともあろうにこの状態で数ヶ月放置していました。どうも面倒くさくて…。ちなみに量は4リットルでちょうどいいくらいでした。

そしてようやく先日壁紙を貼ろうということになったわけです。


(貼る前はこんな感じ。(右)、剥がれかけてますが、特に砂壁おさえを塗る時はちゃんと養生しましょう。おさえや砂がなげしにくっついて変色したりとれなくなりかねません。)

壁紙は安かったので楽天で買いました。サンゲツというリフォーム材では大手のメーカーです。15m分買いましたが、結構余ったものの、失敗したときのことも長めに注文したほうが正解でしょう。裏にはのりもなにもついていないタイプです。なにせ砂壁ですので、シールタイプは論外、半端な接着力ののりではくっつかないと思ったからです。

他にも買ったのは、押さえヘラなどがついている「アサヒペン 貼り道具セット」と、肝心ののりです。これもアサヒペンの「強力タイプカベ紙用のり 775 1600g 」です。これは2つ買ってちょうどいいくらいでしたが、私の部屋は砂壁の面積がそれほど広くないので、一般的な6畳部屋なら3つくらいあったほうがいいかもしれません。これらはAmazonです。もしかしたらホームセンターのほうが安いかもしれません。
他にものりはけを買ったつもりが、すっかり忘れていました。

すべて発送は早く、壁紙も注文した翌日には届きました。

届いたら早速、メジャーで壁の幅を測った上、カッターで適当な大きさに紙を切りました。これは簡単です。張り道具セットのカッターナイフでもよく切れました。
のりはけを忘れましたが、家にあったローラーで壁紙の裏にのりを塗って貼ってみましたがまったくくっつきません。これはローラーだからいかんというわけではなく、単に古かったからかもしれません。仕方がないので普通の多用途はけで塗ってみたら、なんとかくっつきました。ケチらずに厚めに塗るのがポイントだと思います。あとは、端っこが剥がれやすいのでしっかり押さえることです。私はこれを怠ったのか、もっとのりが乾いてから切るべきったのか、端はほとんど全然綺麗に切れず、上から余った壁紙でハリボテをする羽目になりました。
ちなみに、最初のように、本来は壁紙の裏にのりを貼るものですが、どうも面倒になったのと、どうせでこぼこしているのだからとなんと壁に直接はけでのりをベタベタ塗りました。これがどれだけ悪影響を及ぼすのかはわかりません。

かかった時間は測ってませんが、掃除などを含めれば、昼過ぎに初めて気づいたら、この季節にもかかわらずもう外が暗くなっていました。
破れはあるわ、うまくくっつかず浮いてボコボコになっている箇所はあるわで、かかった時間を考えたらとても労力にみあった仕事だとは思えませんでした。


(端っこ破れてる上に浮いてます…。なお、ちゃんと壁紙の裏にのりを塗った最初の紙が浮きはマシでした。そのせいかはわかりませんが)

このように、砂壁に直接壁紙を貼るのは不可能ではありませんが、綺麗に貼るのは至難の業だと思います。どこまで妥協できるかでしょう。
なお、浮いている箇所は日が経てば少しマシになったような気がしないでもありません。
美しさに妥協できないのなら、お金がかかっても信頼できる業者に頼んだほうが賢明だと思います。


(床に寝っ転がって撮ってみました。確かに雰囲気は明るくなった?)

なお、こんなんでも一応部屋は明るくなったように感じましたが、黄ばんだふすまや傷んだ上に変色したオンボロの畳はそのままで、かえってそれが目立ってしまいました。しかしもうこれ以上この家の補修にお金はかけたくないというのが率直な気分です。

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