自転車マナーの悪さ、特にイヤホン運転

今日は用事を済ませるために自転車で出かけたのですが、残念だったのは、大体往復1時間弱で何人も見かけた自転車に乗っている中高生から20代くらいの若者の大半が、イヤホンを付けながら走っていたことです。誇張ではなく、確かに付けていない人のほうが少なかったのです。完全にそれが若い人の間でスタンダードになっていると感じました。一体何を考えているのか全く理解不能です。赤の他人からしたら危ないとは思わないんでしょうか微塵も。

昨日は昨日で、昼は、交通量が少ないとはいえ交差点の近くで小学生くらいの子供がスマホに興じながらノロノロと走っていたので我慢できず直接注意してしまいました。大人しそうな子でしかも一人だったのでトラブルにはならず、はい、すいませんと謝られましたが、本当に危険だと思っているのか極めて疑わしいものです。
以前、野球帰りと思しき高校生くらいのグループが、先の小学生よりもずっとスピードを出しながらスマホ見運転をしていたのを見たことがありますが、彼らに注意でもしようものなら逆ギレしてバットで殴りかかってこられてもおかしくはありません。それくらい罪悪感が欠如しているように見えました。自分たち以外のことなんてお構いなしです。

そういえば昨年京都にいたとき、大学生くらいの女子がイヤホン運転で警官に止められて注意を受けていましたが、そこから数十メートル走り去った後、再びイヤホンを付けている姿を私は見逃しませんでした。せいぜいウザい、運が悪かったくらいにしか思っておらず、なんの反省もしていないわけです。心底根性が腐りきっていると感じたことを思い出しました。
ちなみに京都市は当時取締りを強化していたようで、実は私も帰りが遅くなるとは思わなかった日にうっかりライトを取り付けておらず、罰金こそなかったものの張り付いていた警官に止められたことがあります。

昨日は昼だけでなく、夜は夜で近くのコンビニまで歩いて往復している間、夏休みで浮かれているのか夜の9時過ぎだというのに中高生くらいの子供を何人も見かけましたが、自転車に乗っているのは揃いも揃って無灯火でした。私のときと違ってしっかりライトそのものは付いているにもかかわらず、です。自動点灯しないんでしょうか。それとも、昔からのダイナモ式で、ペダルが重くなるのが嫌なんでしょうか。あるいはボタンを押すのさえ面倒なんでしょうか。まあおそらく一見したところではダイナモ式だと思いますが。若いくせにそんな力も残ってないんでしょうか。

自転車で走る時は注意力は必要ないので、ヘッドホンをつけて音楽を流し、外界の音を遮って自分の世界に籠もりましょう

夜間走る時はライトを付けずに走りましょう

車道は自動車のドライバーに恐怖心を与えるよう右側をスリリングに走りましょう

こういうあべこべの指導が家や学校でなされているとしか考えられないほどです。というより何も教えてもらっていないんでしょうか。

これだと単なる若者批判に聞こえかねないので書いておきますが、イヤホンをつけているのは若者に比べればかなり稀ではありますが、年配の輩も見かけるようになりました。あと、車道を平気で右側通行する連中はあまり年齢層に関係ないように感じます。小回りの効く自転車でさえ正面衝突しそうでおっかないくらいですから、自動車のドライバーからしたら堪ったものではないでしょう。
本当に困ったものです。

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