大塚清恵先生は死去されていた

私の母校の准教授で、在学中に陰謀論めいた紀要論文を発表して一部で騒ぎになった大塚清恵先生の名前が、鹿児島大学の教員一覧から消えていた上、「大塚清恵 死亡」なる関連キーワードが出ていて気になっていたので、本日教育学部の事務に電話で問い合わせてみました。

私はてっきり、「個人情報ですので」の一点張りでなにも答えてくれないのではないかと訝っていたのですが、事務方の答えは、「大塚先生は今年の2月に体調を崩されて死亡退職になっています」などという呆気ないものでした。私は物覚えが悪いので、以前から体調を崩していて2月に亡くなったのか、今年の2月から体調を崩してその後亡くなったのか、2月に急死したのかはよく聞いていませんでしたが、いずれにせよ、大塚先生がもうご存命でないことははっきりと確認できました。結局「大塚清恵 死亡」という検索候補は正しかったわけです。

ところで、グーグルなどの検索候補に出てくる関連キーワードって、どういう仕組みになっているんでしょうか。私の親族が経営する会社で死亡事故が発生した際も(労働新聞のサイトに公表される以前、別の親族から顛末は聞いていたのですがあまりに杜撰なので不謹慎ですが失笑してしまいました)、そのことが公になる前にも「○○○○(会社の名前) 死亡事故」などというキーワードが候補に出ていました。関係者が詳細を調べたり、情報が漏洩していないかチェックするために何度も検索しているのが反映された結果なのでしょうか。

それはともかく、大塚先生が亡くなっていたことを知って少しショックを受けています。死因はわかりませんし(確かに、私の在学中から華奢で、健康そうなイメージの方ではありませんでしたが…)、さすがにそんなことまでは聞けませんでしたが、まだ還暦にも達しておらず、平均寿命からしても亡くなるには早すぎますし、学術的な研究者としての才覚はなかったのかもしれませんが、よくいる非科学的な珍説を主張する医学部の教授(去年死んだ安保徹とかね)のように自説が直接社会に有害な影響を及ぼすものでもないわけで、前の記事でも述べたように、少なくとも私が接した限りでは一個人としては悪い人ではなく、一応面識はあった外野としては、もう定年まで、いやその後もご自分の道を存分に突っ走って頂きたかったし、そうなさるおつもりだとばかり思っていました。
いや、もしかしたら随分前から健康状態が悪かったから、まともな研究ができず、あのような妄想のようなものしか書けなかったのかもしれません。
今となっては真相はわかりませんが、残念なことは確かです。

寝転んで読んで笑うくらいの価値しかないでしょうけど、気が向いたら遺作となってしまった本を買いましょうかね…。

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コメント

  1. みどり より:

    こんにちは。
    大塚先生のご教授を受けていた者です。
    大塚先生は、女性の強さや弱さにも理解があり、とても強い意思も持っていた先生でした。
    私自身も詳細は分かりませんが、1月の冬休み明けから、講義が休講になることが増え、2月の大塚先生の講義が始まるのを待っているときにある先生からその場にいた学生全員に大塚先生のことを知らされました。
    みんなとてもショックを受けていた覚えがあります。
    一年経った今でもふと大塚先生のことを思い出します。
    大塚先生のご冥福をお祈りします。

    • はじめまして。コメントありがとうございます。

      そのようないきさつがあったのですね。
      以前から持病を抱えておられたのかは知りませんが、1月から急に体調を崩されて亡くなってしまったということなのでしょうか。いずれにせよさぞかしショックだったと思います。

      みどりさんが描かれている大塚先生は、実際に授業を受けてお話しした限りで私も存じあげている大塚先生そのものです。2月といえば試験直前ですから、最後の最後になって授業を全うできずにご本人もさぞ無念だったと思います。

      私は「女性学入門」という授業を一つ受けたのみですが、印象に残るタイプの方でしたから、今でも思い出そうとすれば容易に先生の姿から話し方まで蘇ってきます。
      詳しい文脈は忘れてしまいましたが(被害者は若い女性に限らないという話だったかもしれません)、レイプは魂の殺人であると断罪していたのが強く印象に残っています。

      ともかく、改めて残念だと感じさせられました。

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