哲学史再勉強
訳あって、哲学史の本を読み始めています。
哲学史の本といっても複数あるのですが、何年も前に買ったものは、当時は必死で書いてあることを覚えたにもかかわらず(某大学院の受験票がいまだ挟まっていました。そういえば当日、ホテルまで持って行った記憶があります)、ほとんど忘れてしまっていることに我ながら呆れました。
どうすれば記憶が定着するんでしょうか。ただし、一から覚えるのとは違って、あくまで一度覚えたことを思い出す(アナムネーシスなんて言えば大げさですが)という感覚は保持しています。
とはいえ、初めて覚える言葉も少なくなく、それらや理解が浅い分野(特に英米哲学関係など)も新しく本を買って補強していかなければなりません。
さらには哲学史といってもいろいろな側面からの捉え方があって、今読んでいるのは、各時代の哲学者とその思想の流れに着目したもので、これが一通り終わったら次は人物よりも、哲学的な議論やテーマの歴史に主眼が置かれたものを読んでみるつもりです。
しかも、そもそも哲学史はなにも本来は西洋に限ったものではなく、西洋哲学史の次は日本や中国の思想史もざっと概観したいのですが、いつぐらいに終わらせられるでしょうか。