貸金庫解約の前日の不安

親しい人には愚痴を聞いてもらっていることですが、実は一昨年に死去した祖母の遺産相続が諸事情で長引いておりまして、明日ようやく、遺産の一つである貴金属が保管されている貸金庫の解約と、貴金属の売却手続きが行うめどがついているのです。
ちなみになぜ祖母の遺産なのに私と弟がそれぞれ相続人の一人なのかといいますと簡単な話で、父が死んでいるからに他なりません。

実は昨年にもすでに同じ話が持ち上がったのですが、なんと喪主が立てた弁護士が、必要な書類を銀行によく確認せずに勘違いしたせいで、前日になってドタキャンになってしまいました。無理を言って私の母や叔母にも代理人として銀行に行く予定を入れてもらっていて、彼女らにしてみればいい迷惑です。超難関試験をパスして何十年も同じような仕事を続けているはずのプロがこんなミスをして許されるのかとさすがに呆然としました。

貸金庫解約に必要な書類は、銀行から発行される依頼書、相続人全員の印鑑登録証明書、遺産分割協議書、そして被相続人の出生から死亡時までの戸籍謄本の原本、相続人であることを証明できる戸籍謄本の原本、だったはずです。あとは代表者の実印と身分証明書を持って行けば大丈夫だと思います。

私の手元にある書類はすでにいつでも持っていけるようにまとめていますので、あとは弁護士が預かっている書類を忘れずに持ってきてくれることと、一切口を利かない関係である私の弟が自分の印鑑証明をちゃんと持ってきてくれることを願うしかありません。ありがたいことにまだ同じような手続をしなければならない遺産は複数残っていて、明日がその手続が円滑にいくかどうかの試金石になると私は感じています。
万が一不備があってまたできないということになれば、少なくとも弁護士先生には、仏の顔も三度までだと忠告しましょう。

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