子供は外で遊べとはいうものの…

ある方のブログ(アフィリエイトの収入が月に50万円くらいあるそうでうらやましいです)を読んでみたら、気になる内容があったので取り上げてみます。

お子さんを抱える方の目線から、ニンテンドー3DSで子供には使わせないほうが良い機能を挙げ、最後に、「小学生は外で遊べ。」と大きな太字で書いてあったのです。

確かに、ゲームばかりしていないで、外でもたくさん遊んだほうが健康的な成長の面からもよいでしょう。ゲームと違って一銭も払わずに、病気などでない限りはどんな子も分け隔てなく楽しむことができるのが外での遊びの良いところだと思います。しかし、外で遊べと言われても、今の子供達は一体どこで何をして遊べばよいのでしょうか。

ちょうど昨日温水プールに行ったら、水泳教室の終わった三人くらいの子供が、なんと脱衣場でニンテンドー3DSで遊んでいるのを見かけたのです。公園でまで携帯ゲームに興じる子供を見かけるようになったのはいつの頃からでしょうか。私もゲームボーイの大好きな子供で、それこそ今も子供ならしたが、外でまでやっている子はあまり見なかった気がします。やはり増えているのでしょうか。なにしろ、大人だって電車の中でイヤホンをつけ、DSやPSP、あるいはスマホでパズドラに熱中している世の中です。

このような光景は、この間3DSを購入した、大人になってもゲーム大好き人間の私から見ても異常だと思いますが、頭ごなしに子供を断罪するのは酷だと思います。というのも、今の子供にとって、外で遊ぶための環境が悪化してきていますし、そんな中で遊べと言われてもつまらないであろうからです。

都道府県営クラスの大きな公園(近くにある府営公園も昔に比べると活気がなくなっている気がします)ならともかく、マンションの合間に申し訳程度にぽつんとあるようなそこらの小さな公園に行って、果たしてのびのびと遊べるでしょうか。ろくにボール遊びができる広さもないですし、指詰め事故などの影響か、私の知っている公園も次々に遊具が撤去されています。これではゲームをやるほうが単純に楽しいとしても仕方ありません。先にも書いたように、私も含め、大人でもゲームに没頭している世の中ですが、昔に比べてゲームの内容自体が面白くなってきているのは確かだと思います。

私自身の子供の頃を振り返ってみると、よくやっていたのが「マンション鬼ごっこ」です。これは大人になって振り返ると、住人にとり迷惑極まりない遊びですし、いつ怪我をしてもおかしくありません。
ドッヂボールや普通の鬼ごっこなどもやりましたが、広場ではなく、マンションの前の道路などが多かったように思います。当然危険と隣り合わせです。その時点でぎりぎりの環境だったと思わざるを得ません。

また実際に悪化しているのかはわかりませんが、変質者や通り魔等の出没による社会の不安も高まってきているのではないでしょうか。

最近ではおまけにPM2.5が中国から飛んできている有り様です。

外で遊ぶ子供が少なくなったとしたら、それはなにも子供の責任ではなく、このように社会環境そのものが外遊びをしにくいものへとなってきているからだと思います。結局、一番安全に、自由に外で遊べる場所と行ったら学校の校庭くらいなものです。

今の子供たちは本当に気の毒だと思います。そんな今の子供に向かって、外で遊べというのは簡単ですが、外で遊べというのなら、今この世の中で、一体どこで、何をして遊べば楽しいのか、子供に示してあげるのが親の責務だと思うのですがいかがでしょうか。

さもなければ家の中でだけでなく、外でまでDSばかり遊んでいる子供が増えることは止められないのではないでしょうか。
私自身は子供どころかいまだ結婚など遠い遠い話の身で、実際に子育てをしている方の苦労を実感することはできませんが、こんな世の中で本当に他に外でできる面白い遊びを教えてあげることなどできるのだろうかと思います。
もちろん私もそれは由々しきことは感じていますが、社会的な問題として取り組まないと解決しないでしょう。

大阪では先日、超高層ビルのあべのハルカスが全面開業して大勢の人で賑わっていました。なんだか、今の社会の方向性を象徴しているように感じました。しかし果たしてそれで良いのでしょうか。

参考
子供の外遊びの減少について(TABIEMON)
http://tabiiku.org/01susume/kodomo.html
外遊びの減少について、習い事や塾通いの影響の可能性も指摘しています。
また、独立行政法人の調査によると、海や川で遊んだり、朝日や満天の星空を見たことのある子供達は減少の一方だそうですが、そんなもん、都市部に住んでいたら味わえやしないですよと。

建物に遮られることなく、夜空いっぱいに広がる美しい星空を私が見たのは、16のとき、兵庫県の山道を、マウンテンバイクを押しながら夜通し歩いた日が初めてでした。
あの時の感動は今でも忘れられませんが、その話はまた別の機会にでも書こうと思います。

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