中京青少年活動センターのトレーニング室の利用者マナーと職員の対応

先週から、数ヶ月ぶりに中京青少年活動センターのトレーニング室でウェイトトレーニングを再開しました。昨日も行ってきたのですが、二つ不快なことがありました。詳しく書くと個人が特定されかねませんが、問題提起という意味であえて書かせていただきます。

まず一つ目は、トレーニング室にはスクワット用のラックが二つあるのですが、二つとも長いこと一人の人が使い続けていて、なかなか空かなかったことです。特におかしいと思ったのは、私の斜め前の立っていた人が、およそ300kg分はあるであろう、十枚どころではない大量のプレートを、他のトレーニング器具のところからも独り占めしてバーベルにつけていたことです。これだけでもおかしいのですが、しかもどういうトレーニングをしているのかというと、わずか10cmくらいしか動いていないのです。膝をカックンさせるくらい。一体何のトレーニングなのでしょうか。いくら大量にプレートを付けてもほとんど意味がない運動です。これを数回だけ行い、数分のインターバルを挟んで何回も繰り返しているのですからたまったものではありません。こんな馬鹿げたトレーニングもどきのために待たされる身にもなって欲しいものです。

パワーリフティングかなにかの競技をやっていてそのための特殊なトレーニングかという考えも頭をよぎりましたが、これだけの重量を使っている割にはその人の身体はあまり発達しているとはいえません。私とそんなに違わない。スミスマシンベンチプレスでは70kgくらいの重量で、やはり短い範囲で、セーフティストッパーにボヨンボヨンとバウンドさせていました。ですからごまかしなしの強い力があるわけではないでしょうし、そもそもストッパーはそういう使い方をするためのものではありません。いたずらに機材を傷めるだけです。
しかも、それだけのプレートをつけるのはバーベルの耐荷重を超えているでしょう。特殊な加工をされたものでなければ、たいていのシャフトは200kgくらいが限度です。実際、シャフトはかなり弓なりに湾曲していました。こんな使い方を繰り返せば、しまいには湾曲したままになってしまう可能性もあります。実際に私の卒業した大学のトレーニング室では、何本ものシャフトが曲がったままになっていました。もしそうなったらその人は責任を取るのでしょうか。
一応このジムを利用するためには講習会を受けなければならないのですが、役に立っていない証左でしょう。

あまりにもイライラしたので、つい隣にあったマシンを蹴ってしまったら、前に立ってスクワットラックを使っていた人が、私が気を悪くしていることに気づいたのか、「ずっと後ろに立ってますけど、まだまだかかりますよ」というようなことを話しかけてきました。公共の施設でまだまだかかるというのもおかしな話です。この人、私が来た時にはすでに何セットかデッドリフトをしてのたですが、その後続けてバーベルローイングを始めたのです。そういうトレーニングなのかもしれませんが、まだまだかかるというのは配慮のない言葉だと思います。しかし、私の方も私の方でマシンに八つ当たりしたのは大失敗。大人げないことで反省しています。突っ立っているくらいならあとどれくらいかかるかとっとと尋ねればよかったのです。
とはいえ、それに対して、もう一人の人は完全に自分の世界に入ってしまっているようで、とても話しかけられるような感じではありませんでした。さらに腹立たしいことに、やっとその人が終わったと思ったら、もともと他の場所にあったプレートが二枚床に置かれたままだったのです。もしかしたらその人が出してきたのではないのかもしれませんが、ついでに片付ければいいのにと思いました。当然、その人が出してきたにもかかわらず放って行ったのなら最悪です。どちらにせよ公共精神が欠けていると言って差し支えないでしょう。

このことについて、受付の職員に伝えたのですが、問題視している様子はなく、注意すべきなのかと言ったら、ボランティアでジムに来ているスタッフに伝えたほうが説得力があると言われました。しかしそのボランティアの人は、いつも来ているわけではなく、確か週に2回か3回、しかも限られた時間だけなのです。その日も私が来た後すぐに帰ってしまいました。時間が合わない人はどうしろと言うのでしょうか。ボランティア任せの無責任な返答だと思います。

もう一つ、トレーニング室の器具はあまりメンテナンスがされている様子はなく、バーベルの握る部分は摩耗してツルツル、色も錆びて抹茶色に変色して、プレートはスムーズにはめられず、わざわざねじ込まなければなりません。これも苦情があったのか、潤滑スプレーが置かれていたのですが、なんとこのスプレー缶、ボタンが外れていて使い物になりませんでした。このことを先週同じ職員にも伝えたにも関わらず、一週間経っても置きっぱなしだったため、わざわざ受付に缶を持って行きました。これでは利用者の声をぞんざいに受け止めていると思われても仕方がありません。
しかもさらにおかしいのは、なんなら私が潤滑油を家から持って来ましょうかとまで言ったところ、「滑るのを嫌う人の声もあるから」と言われたことです。しかし、新しいバーベルを見たことがある人ならわかりますが、プレートはわざわざねじ込まなくてもスムーズにはまるのが普通ですし、滑るのが嫌ならちゃんと留め具をつけてトレーニングすれば良いだけの話です。結局、そういうことを言う人は、留め具をつけるのが面倒くさいだけに過ぎません。というようなことをちゃんと説明したのですが、まるで子どもをあやすような態度で、馬鹿にされているように感じました。単なるクレーマーだとでも思っているんでしょうか。人間味が感じられず、まるで自分が能面に話しかけているようでした。いい加減にしろと言いたいです。
油を塗るだけ塗りっぱなしにするのではなく、錆をタオルなどで落とすだけでも何もしない状態よりはだいぶ違うでしょう。しかももし滑るのを嫌う人の存在に配慮しているのなら、そもそもどうしてスプレーを誰でも使える所に置いていたのでしょうか。職員の言っていることは破綻しています。

ここのトレーニング室は設備がそれなりに揃っているわりには利用料は安いのですが、安かろう悪かろうの面があるのは否めないといったところでしょうか。京都は他の自治体と違って、こういう低料金の公営ジム(中京青少年活動センターは公益財団法人ですから公営とはいえないかもしれませんが)がほとんどなくて困ったものです。
ただ、料金が高いからといって質が高いわけでは決してないのがトレーニングジムというところなのですが。

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