阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』メモ

ブックオフの100円コーナーで買ってほとんど積読状態だったが途中まで読んだ。

創唱宗教と自然宗教の区別は聞いたことがあった。日本の「無宗教」の背景には無論、創唱宗教へのアレルギーがあり、自然宗教的ではあるが、実際は100%そうとも言い切れない。神道の影響があるならば、神道は実際は人為が加わっているため、創唱宗教的要素がある。ハイブリッド。人為は大きい。巧妙な民衆操作?

無宗教は日本人の自然なあり方であるように吹聴している連中がいるが、実際は歴史の中で(特に明治維新後に)権力者が誘導して作り上げた宗教観を無自覚にありがたがっているにすぎないのではないか。

それの何が問題か。奴隷根性。創造性や批判能力の欠如に繋がるか。寛容に見えて結局一つの世界観。

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