焦りは禁物とはいうものの
同じくらいの年ですでに(特に経済的に)成功している人を見ると、自分にもチャンスはあったはずなのに今まで何をやっていたのか、ただ怠惰なだけでしかなかったのではにないかという思いがこみ上げてくる。もっとも、そんなことを今更言っても何も始まらないのではあるが。一体自分はいかなる生き方をするべきなのか。何に打ち込めば自分の隠れた強みを活かすことができるのであろうか。まずはそれから考えなおさねばならない。焦ってはならないのだ。とはいえ、20代も後半にさしかかり、若い時間は取り戻せるものではなく、未だ何者にもなれない自分がここにいる。人は人であり、周りを見ても仕方がない、自分は大器晩成型の人間だと信じるほかはないのはわかってはいるのだが、置いてけぼりを食らうようで孤独ではないか。どうしても生き急ごうとしてしまう。もっともそんなことをしたところで毎度毎度すぐに力尽きるだけなのではあるが。どっしり構える他はないのだ。