郵便局の局留めは、小さな郵便局でも無条件でできる?
所用があって、北海道の稚内にある宗谷郵便局にゆうパックを局留めできないかと思い電話で聞いてみました。
ですがそもそも局留めというシステム自体使ったことがなくてどういうものであるのか理解できておらず、その前に最寄りの配達局に電話して局留めの利用条件等はあるのか尋ねてみたところ、送り状に具体的な郵便局の名前を書きさえすれば、特別な条件はないそうです。ただし、荷物の保管期間は10日、郵便局は配達局(集配郵便局)以外は大抵土日は休みである点は注意すべきです。そのため、土日でもゆうゆう窓口が開いているような、地域の拠点となっているような配達局、たとえば稚内市なら稚内郵便局のようなところを勧められました。また、空港留めもできますよと言われましたが、北海道では新千歳空港しか郵便局の窓口がないため稚内では不可能です。
その後、稚内郵便局から宗谷岬方向で空港から近い(といっても20㎞近くはありますが)宗谷郵便局に電話して、局留めできないか尋ねました。すると、上で書いたように土日が休みなことに気をつけてもらえれば特に問題ないという答えが返ってきました。宗谷郵便局のどれくらいの大きさなのかは知りませんが、場所が場所ですし、おそらく町の小さな郵便局程度でしょうから、送りたい荷物は大きな段ボール4、5箱くらいあるが大丈夫かとも確認しましたが、別に量に制限は設けていない、10箱くらいなら預かれるとのことで安心しました。
(後で調べたところ、さらに空港寄りに「稚内富磯簡易郵便局」というのがあることがわかりましたが、こちらはどうなんでしょうか)
余談ながら現地の人には失礼な話ですが、もう一つ安心したのは、北海道の、しかも最果て近くに電話して言葉が通じるのかが心配でしたが、特になまりもなくちゃんと話ができたことです。しかも私の勝手な田舎への偏見とは正反対に、応対は非常に丁寧でした。
ところでこのことを友人に話したら「北海道は話が通じる。通じないのは東北だ、ご老人は対応できない」とのことでした。東北に限らず、彼も私も4年間過ごした正反対に位置する鹿児島でも、せっかく気さくにご老体が話しかけてくれても、何を言っているのかチンプンカンプンでさっぱりわかりませんでした。若い地元の人はちゃんと話し合えるんでしょうか、あれ。