スカッとゴルフパンヤがサービス終了
2004年からサービスが続いていたオンラインゴルフゲームのスカッとゴルフパンヤがついに本日11月10日にサービス終了してしまいました。このゲーム、それほどやりこんだわけではないのですが、個人的に結構思い入れがあるのです。
私はまだ高校生の時に、ゴルフ好きの友人の影響で遊んでいた時期がありました。アリンが登場する前ですからだいぶ初期のころだとは思います。2500円くらい課金してクーの衣装セットを買ったものの、結局ビギナーの真ん中か下の方までしかいかず、その友人と疎遠になった後はアカウントは放置したままでした。
それがたまたま、大学で同じだった友人も、同じように中高生くらいの時にやっていたことを昨年になって知り、お互い久しぶりにクライアントを落としてやってみたら何ヶ月か?ははまって、私のランクはビギナーから一気にシニアAまで上がりました。アマチュアまであと一歩です。
いつの間にか知らないコースやキャラクターがたくさん出ていましたが(前はワールドプロなんてランクもなかった気がします。)、もうその時点でだいぶ下火になっていて、サーバーがいっぱいで入れないような10年以上前とは大違いでした。それでも少ない人数なら少ない人数なりに、全体的に牧歌的な雰囲気が漂っていて、特にチャットルームを覗いたら常連さんらしき人が和気あいあいと会話を楽しんでいる様子でした。
1万円くらい課金もしたような気がしますが、友人の生活環境が変わったことがきっかけだったでしょうか、またやらなくなってしまいました。
私が日本縦断に出かける前からサービス終了の告知はされて知ってはいたのですが、帰ってからも結局ほとんどログインすることがなく、最後の夜である昨日くらいと思って覗いてみたら、同じような考えの人が多かったのか、明らかにいつもより人が多く、まるで初期の頃みたいに、一部のサーバーには入れないくらいで、歴代のゼネラルマネージャー?らしき人まで現れて、大会や記念撮影イベントが行われていて、少し感動的な光景でした。なお、チャットルームも賑わってはいましたが、相変わらずの人がいて基本的に相変わらずの様子でした。
10年以上前に作られたゲームにしては3Dモデルや、ゲームシステムのレベルは十分高いと思いますし、ギスギスしたところがなくて、最後まで少なくない人に愛されていたと感じました。大々的に発表してもすぐに潰れるオンラインゲームが多い中で、10年以上も続けてこれたのは容易なことではないでしょう。韓国の開発元と日本での運営元、双方の手腕と、絶対数が少なくなっても支えてきたユーザーがいたからではないでしょうか。
終了は惜しいですが、スマホ版が開発中らしいので期待しています。
「「スカッとゴルフ パンヤ」,歴代GMによる座談会の模様とミニインタビューをお届け」(4Gamer.net )
http://www.4gamer.net/games/014/G001477/20171028008/
運営側もユーザーの目線に立とうと試行錯誤していた様子が伺えます。久しぶりに再開したら、パンチラと(いうよりパンモロ?)があからさまに解禁されていたので驚きましたが、それについても韓国の開発元との水面下でのやり取りがあったのでしょう。