自転車のブレーキシュー(パッド)がはまらない場合…
自転車(ツーリング車)のブレーキシューがだいぶすり減って効きが悪くなってきたため交換することにしました。私の自転車のブレーキはVブレーキで、シューはカートリッジ式のものを使っています。どちらもシマノ製です。
Amazonでシューブロック(黒いゴムの部分)を買って、いざ交換しようとしたものの、ピンを抜いて、古いシューブロックを取り外すのも一苦労で、ラジオペンチで引っ張らないと外れませんでした。しかも、新しいものをはめようとしても全然スムーズに入りません。
私の持っている本に、入らないときは何かをつければいいと書いてあった覚えがあるので、パーツクリーナーで一吹きしたり、潤滑油をスプレーしても全く効果がなく、おまけに無理やりはめようとして、ホルダーに沿わせる内側の部分を削ってしまいました。
最初からそうしろという話ですが、本を取り出して開いてみたら、シューブロックの裏側に塗るのはパーツクリーナーでもなく潤滑油でもなくグリスでした。早速グリスを塗ってみたら、あまりにもあっけなく装着できました。その後、グリスがはみ出した箇所は、ゴミや汚れなどが付着しやすくなるため布で拭き取りました。
ただし、無理やりはめようとして内側が削れてしまったシューは、ピンで固定できない上に、それ以前に削れた箇所がカートリッジから簡単に外れるようになってしまいました。これでは危険極まりないため、また買い直す羽目になりました。もったいないです。
初歩的なメンテナンスのやり方も忘れてしまって情けないかもしれませんが、記憶があやふやなら大人しく落ち着いて本を読んでからやるべきでした。
なお、私が参照した本は、『自転車トラブル解決ブック』です。本で扱われている自転車はマウンテンバイクですが、他の自転車との共通部分も多いため、他の自転車を持っている方の役にも立つと思います。
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私がよく買っているブレーキシューは、シマノのM70CT4です。Amazonなどネットで購入する際には、間違ってカンチブレーキや、キャリパーブレーキ用のものを注文しないように要注意です。
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さて、まだスポークとディレーラーの調整も残っていますがなんとかなるでしょうか。