『自転車トラブル解決ブック』はスポーツバイク乗りに一冊はおすすめ
さて、ブレーキシューの交換の際に参照した『自転車トラブル解決ブック』ですが、これは本当にスポーツバイクを持っている方にはおすすめの本です。
パンク修理などの典型的なトラブル解決法のみならず、空気の入れ方や、クイックリリースの外し方など、初歩的だったり日常的なメンテナンスや(ただし、ディレーラー調整などやや複雑なものについては詳しさは他の本に譲ります)、さらには身体の痛みの対策やポジショニングにまで触れられています。
あくまで「トラブル解決」と銘打っているためか、目次はトラブル、悩みごとの一覧(「後輪がはめられない」、「手のひらが痛い」など)からその解決法に飛べるようになっています。
もう9年くらい前に買った本ですが、私はリュックやフロントバッグに入れるなどして、自転車で出かける時にはほとんどいつも持ち運んでいて、特に、万が一出かけ先でトラブルが起こった際の応急措置をする際に重宝しています。今はスマホを使ってネットで色々調べられますが、玉石混交のネットの情報よりも、この本に助けられたことのほうが多いです。
情報量が多いにもかかわらずコンパクトなサイズで、しかも表紙には厚いビニールのカバーがついていて、おそらく実際にそういう使い方が想定されているのだと思います。
一家に一冊といわず、自転車乗りなら一人一冊持っていて損はない本です。
もちろん、中身を忘れず暗記して、自分でそつなくできるようになるのが一番だとは思いますが、私のように初歩的なことをつい忘れてしまったり、確認し直したい時にちょっとしたリファレンスとしても役立ちます。
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上では9年前と書きましたが、Amazonで本のページを開いたら、購入年が2017年になっていました。昨年買ったときの記憶がありませんが、おそらく一度なくすなどして買い直したのでしょう。少なくとも私にとっては、それくらい価値のある本だということです。
2013年に新版が出ているのになぜ旧版を書い直したのかは謎ですが…。