Umidigi F1でデレステを動かしてみた所感

中国のメーカーUmidigiから発売されたスマホ、Umidigi F1を購入し、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)を動かしてみました。

UmidigiF1のCPUはHelio P60で、一番シェアの高いであろうSnapdragonの660に匹敵するとされています。Helioは今まで使ったことがなかったのですが、実際に試してみたところ、少なくとも現時点では画質が3D標準なら何の不満もなく遊べると感じました。

Antutuのスコアを見たら当然かも知れませんが、古いものでは今まで数年間使っていたASUSのZenfone3や、新しいものでは少しの間試してみたHuaweiのP20liteとは明確な差を感じました。この二つは3D標準にしたら2Dとは明らかにノーツの落ち方が違い、曲によってはカクカクしていました。一方UmidigiF1は比較的新しい曲のPaletteと、重いとされているYes! Party Time!!で試してみたところ、3Dリッチにしてもプレイに関しては不都合を感じませんでした。フルコンも普通に狙えると思います。

画質以外にも、タップがずれたりすることも一切ありません。実は、XiaomiのPocophone F1も検討していたのですが、スペックの数値上は3万円台でSnapdragon845を搭載しているなど信じられないような機種だったのですが、LTEのバンドが地方に多い19に対応しておらず、片田舎在住としては不安だったことと、口コミを調べてみたところ、デレステでタップがうまく合わないという声が上がっていたので購入を見送りました。HuaweiP20liteもなぜか使っているうちに2D軽量にしてもタイミングが合わなくなってBadやNiceが連発し、いくら設定を変えても改善されず、アプリではなくAndroidを出荷状態に戻してインストールし直したら元に戻りました。原因はよくわかりませんが、UmidigiF1ではそういうことは今のところ全くなく快適に遊べています。

ディスプレイのサイズは6.3インチと、それまで使っていたZenfone3の5.2インチより数字の上ではかなり大きいですが、タブレットでなければデレステをやるには大きすぎず小さすぎずでちょうどいいサイズですし、手がそれほど大きくない成人男性の私からしても、普段遣いにも大きすぎて不便だと感じません。

「余計なもの」が入っているのが嫌だったり、毒人参を仰ぐのも厭わない人でなければ、デレステ等のゲーム以外の面でも、国内で広く流通しているメーカーのものを使うのがバカバカしくなるなるほどコストパフォーマンスに優れた機種だと思いました。

Umidigiによると、どうも技適マークを3月に取得する予定だそうですが、私は半信半疑に思っています。もちろん、あるに越したことはないと思いますが、もし本当に取得したら、なおのこと、買うのを躊躇する理由がなくなりますし(もっともそのことで不当に価格が上昇するのでなければの話ですが、1万円高くなってもまだ安いレベルだと思います)、あこぎな商売をしている三大キャリアに絡め取られているようなメーカーはなおさら立場が危うくなるでしょう。

デレステについてはさすがにSnapdragon845を搭載しているような機種には劣るでしょうが、3Dリッチがヌルヌル動かないとダメだというわけでなく、普段は2Dで時折3Dも見る程度でコストパフォーマンスを重視するユーザーなら幸せになれるスマホだと思います。

(2019年8月23日追記)わざわざ資金と労力を投入して取得したのか、すでにF1でも技適マークは表示されるようになっています。(別に取らなくても良かったのに)これでなおさら買うのをためらう理由がなくなったと思います。

(2020年9月8日追記)本文はあくまで2019年2月の時点の楽曲での結果です。今月に「ヒーローVSレイナンジョー」を遊んでみたところ、3D標準でも一部カクついて支障が出る箇所がありました。

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