横柄な自転車屋は潰れるべし

自転車の変速の調子がおかしいのでフロントディレイラーのアジャスターボルトをいじっていたらネジ穴をなめてしまい、ネジを取り出せないのでディレイラーごと交換する羽目になりました。

ディレイラーはおろか、シフトワイヤーの交換も初めてで、私は決して器用な人間ではないこともあり、本やネットで調べつつ、ワイヤーを一本だめにしながらも何時間も試行錯誤してようやく修理が終わりつつあります。

本来このような繊細な作業は自転車屋に頼むことが多いかと思いますが、それをせずに労力を払って、たとえ出来が悪くでも自分で作業する理由は、単純に現在住んでいる場所に自転車屋がない(本当にないのです)という理由もありますが、それよりも大きな理由は、長年スポーツバイクに乗っているにもかかわらず基本的に自転車屋が嫌いだからです。

なぜ自転車屋が嫌いなのかといいますと、特に個人経営の店に見られるのですが、総じて横柄で、客を客とも思わないような人を馬鹿にした連中が多いように感じるからです。自分の店で自転車本体を買ったのではない客にはそれが顕著です。私自身が特別不当に扱われた経験があるというわけではないのですが、そのような傲慢な態度や雰囲気が大嫌いなのです。(なにも自転車屋に限らず、飲食店など他の業種でも見られることですが)

私のように引っ越しが多く、買った店にいつまでも持ち込むことができない人間は行く先々で嫌な顔をされるのを我慢しなければならないのでしょうか。冗談ではありません。だから、素人なりにでも自分で技術を身に着けざるを得ないのです。

ですから、次にスポーツバイクを買う際は、フレームだけ注文してあとは自分で組み立てようと考えています。それほど自転車屋に頭を下げるのが嫌なのです。

上客を特に大切に扱うべきだというのは正しいことです。しかし、そうでない客に冷淡にしなければならない理由はどこにもありません。客の数そのものは少ないであろうに、よくそれで経営が成り立っているものだと不思議に思います。

もちろん、中にはそうでない店もあります。私は2017年に日本縦断を断行しましたが、その途中に利用した店の中には、ぞんざいな振る舞いだと感じた店もあった一方で、頼んでもいないのにスポークの振れを見つけて取ってくれた、新約聖書のルカ福音書に出てくるよきサマリヤ人のような個人商店もありました。(もっともその話と違って旅人はこちらなのですが)

技術がないのにふんぞり返った態度の店は論外として、頑固でこだわりのつよい職人気質という言葉があるものの、そういう職人気質と、対価を払う客を客として、いや、それ以前に人間を人間として見るのは両立できて当たり前のことのはずです。21世紀にもなり、いわゆる職人気質に幻想を抱き、見下げた人間性の免罪符にするのはいい加減やめるべきですし、そのような店は一刻も早く潰れて淘汰されてしまえばいいと思っています。

実際にネット上の自転車屋の口コミを見ても、私の見方が決して偏見ではないことが伝わると思います。たとえば、熊本県のスポーツバイクを扱っている店の口コミを調べたら以下のようなものが見つかりました。

他で買った自転車と分かると、対応の仕方が一変。対応はあさひサイクルさん等の方がよっぽどいい。

その上、知識も大して無いのに分かってますよ感出して話して来る。大学生にも適当な事話して売ってるんじゃないかと思う。

都合のいいレビューだけにお返しをしてる辺り、お店のオーナーや従業員がどういう人か分かりますね。

浜線のしゃりんかんの方がまだ人当たりは良いです。

https://goo.gl/maps/aRJmt9oXYVab9Ajq8

ライド途中でチェーンが壊れたのでKushiに持って行った。サイクリングの恰好で、他の店に行ったらパーツなかったのでKushiに着いたらもう三十分以上クリートで歩いていた。着いたら店長がお客さんと座って話してたが、チェーンの事を教えたら「外の方が広いので、外で見ましょうか」と言ってくれた。外に出て、説明しようとしたら店長が遮って、自転車を見ずに「今お客さんがいるから、自転車の修理は出来ません。」それだけで足りなかったようで、「この店は修理するのに二週間かかる。」指を二本みせてくれた。「二週間。」とまた言った。本当?ライド途中で問題になっても二十分の手伝いは出来ないの?もちろん、「お客さんがいるから今すぐは出来ない」とだけ言われていれば何も思ってなかったが、これは「もう来ないで」と言われている感じがした。
最後に、自転車に貼ってあるステッカーを見て、「これはシャリンカンで買ったでしょう?」と言った。はい。「あそこに持って行った方がいい。」シャリンカンでいいの?僕も賛成です。あそこに行ったら二十分以内でリンクを付けてくれました。

https://goo.gl/maps/N1W2kxc5vGaDP22z5

私は、ロードバイクを見に行きました。
そして、ロードバイクのパンフレットがあったので、見ていました。欲しかったので、男性の方に、これもらっていいですか。と、聞きましたそしてバックに入れて、またロードバイクを見ていたら、それあげるけん早く帰りなっせ。お客さん来るから、と言って追い出されました。私はお客だけどなーと思いとても不愉快になりました。
本当に人間性のない人たちです。

https://goo.gl/maps/sLnmLS3rUkjy1Cef9

他店で購入した客のみならず、新規見込み客までもぞんざいに扱うとは呆れ果てて言葉も出ません。

他にも、函館のショップには以下のような口コミがありました。

持込み自転車の整備をお願いしましたが、市内の自転車さんでは、唯一ここのお店だけが快く引き受けてくれました。

整備中の状況もお電話で報告してくれるなど、とても親切です。
知識もとても豊富なお方で、使う人の身になって色々と提案をしてくれます。

お店は一見、自転車さんとは思えないおしゃれな造りで、小さな店舗にかっこいい自転車がところ狭しに展示されています。

自転車の事で困ったことがあったら、まずは、このお店に相談されると良いですよ !

https://goo.gl/maps/ojhdQHP4tAkJnBCz6

実はこのお店も日本縦断中に偶然が積み重なってひょんなことから立ち寄ることになって命拾いした思い出があります。(スポークの振れ取りをしてくれたお店とは別です)

これは熊本のものとは違ってお店を褒めているレビューですが、この文章からは、函館ほどの街なら自転車屋などいくらでもあろうにもかかわらず、このレビュワーが他の複数の店に他店で買った自転車を持っていったら不快な思いをしたことが逆に窺い知れます。

もちろん、ネット上のことですから真相はわかりません。ですが、個人的な経験からすると十分ありえる話だと思います。

持ち込みの客に冷淡なのは、私からすると、結局、ただプロとしての責任を負いたくないからであり、自分たちの人格が未熟なのと技術に自信がないことへの甘ったれであり、ごまかしに過ぎません。

ある自転車屋が他店購入車の持ち込みが断られる理由に対して弁明しているブログがありましたが、逐一反論することはできるものの(頻繁に必要になるパーツなんてほとんど入手性が良くて取り扱いも多いシマノのもの(特に小物類)じゃないのか、とか、たとえ作りの粗いルック車でも責任の所在をはっきりさせた上で誠実に対応したら、次は自分の店で車体を買ってくれるお得意様になるかもしれないのではないか、とか、もちろん同意できる部分もありますが)紙面の都合でこれ以上はやめておきます。http://jitensyazamurai.com/db/archives/1829

人を馬鹿にしている自転車屋にははっきりとノーをつきつけるべきだと思いますが、世代交代ができない店は潰れざるを得ないでしょうし、特に、比較的新しい店ならさすがにこのご時世、旧態然のやり方では商売として通用しないことをわかっていることが多いでしょうから、上で書いたように自然淘汰されていくものと信じたいものですし、逆に客に不当な差別をせずに人間として対等に対話してくれる店は、小さな店であっても生き残って欲しいものです。

あとは、不快極まりない経験を避けるためにも、もし走行中にトラブルが発生し、地元の自転車屋に持ち込まざるを得なくなった場合には、事前にちゃんと対応してくれるのかどうか、電話で尋ねたほうが良いでしょう。







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