幻冬舎の社長が問題になっているようですが
幻冬舎の社長の見城徹氏が自社から出版した作家をけなすようなことを言って物議を醸しているようです。
私はこの人物や会社に対して以前からいかがわしさしか感じていなかったので、今更化けの皮が剥がれたのかと思いました。
もう何年前かわからず記憶が定かではありませんが、たまたまついていたテレビ番組でこの社長の高層マンションの豪邸がもてはやされていて、確かそれを見城氏が自慢げに語っていて、拝金主義の臭いを感じたのを覚えています。もともとほとんどテレビを見ることがないですし、ましてこんなくだらない番組を好んで選ぶわけはないですから、きっと実家のリビングでの出来事だったのでしょう。
本屋では幻冬舎文庫が並んでいるのが目に入ることがありますが、タイトルを見ても時流に乗っただけの軽薄なものだったり、著者を見ても、金と名誉に対する嗅覚だけは鋭そうな胡散臭い連中ばかりで、類は友を呼ぶということなのでしょうか。
自分の本棚を見てみると、まだ高校生のころに買ったものもあるので決して意図して買っていないわけではないのですが、扶桑社の本でさえ持っているのに、幻冬舎のものは一冊も見つかりませんでした。そしてこれからも買うことはないのでしょう。
悪貨は良貨を駆逐するという言葉にふさわしい、潰れてもらっても何も困らない会社です。
(追記)友人と話していて思い出しましたが、梁石日『血と骨』は幻冬舎から出ていますがこれはそのうち読むかもしれません。