チェーンのがたつき(歯飛び)でスプロケット交換

自転車を特定のギアに変速させて力を入れてペダルを漕いだらガタッと一瞬チェーンがずれるような音がしていましたが、スプロケットを交換したら解消されました。

症状は変速がスムーズにいかないとか常にどこかから異音がするとかいうわけではなく、外側から3段目(私の自転車は後ろの変速が8速ですから内側から数えれば6枚目)に変速して漕いでいたらガタッガタッという音が時々聞こえるものでした。

最初はリアディレイラーの調整不足かと思い調整ネジを触ったりしましたが一向に改善されません。そこで、このギアは特によく使っていたことを思い出し、スプロケット自体がすり減っているガタつきが出ているのではないかと疑い、Amazonで新しいスプロケットを注文しました。あとで調べてわかりましたが、このような症状は「歯飛び」というのだそうです。

私が注文したのはシマノのCS-HG51の11-32Tというものです。お値段は1600円ほど、田舎町宛には珍しく翌日配送になっていて助かりました。

届いてすぐに交換の作業に取り掛かりました。スプロケット交換に必要な工具は、モンキーレンチとスプロケット外し、ロックリング締付け工具の3つです。調べれば出てくると思いますが、精細に調整しなければいけない部分はありませんので交換自体はそれほど難しいものではありません。

スプロケットの交換自体はホイールを換えたときにも行ったことがあるので初めてではないのですが、久しぶりなものでスプロケット外しの使い方を間違えたり、なかなか回らないので使ってはいけないところにスプレーを吹き付けたりしてしまいました。

交換自体は無事に完了し、車輪をはめた後に試しに漕いでみたらガタつきは綺麗サッパリなくなっていました。先日はチェーンも交換したのですが、おそらくそれまで消耗したチェーンで長い間漕いでいたからか、チェーンの油が足りなかったためにスプロケットが徐々にダメージを受けてやがて致命傷になってしまったのでしょう。

なお、スプロケットを注文する前に念のため複数のサイトを調べてみましたが、同じような症状で悩んでいる人に対し、ワイヤーが弛んでいるとかディレイラーの調整がいかに微妙で難しいものなものなのか語っていたりとトンチンカンなものが見つかりました。このような人の話を聞かずに自分の知識をひけらかす悪い意味でのオタク気質の人は目障りなだけです。この記事を投稿する前に確認したら、ちゃんとスプロケットにあたっているサイトもありましたが。

「歯飛び」という言葉を知らなくても、常に異音がするのではなく特定のギアに変速して漕いでいる際に「ガタッ」という音を立ててチェーンがずれるようなら、スプロケットが摩耗してしまっているのを疑ったほうが良いと思います。歯飛びはチェーン側が原因のこともあるようですが、チェーンが新しいにもかかわらず特に使っているギアで起こるようならなおさらスプロケットが怪しいです。

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