元農水次官による長男刺殺事件
元農水省の事務次官が息子を刺殺した事件で、案の定殺人を正当化するような言説があるようで呆れ返りました。
朝日新聞によると、被疑者は以下のように述べているようです。
この日は朝から隣接する区立小学校で運動会が開かれていた。熊沢容疑者は「運動会の音がうるさい」と言う英一郎さんを注意。英一郎さんが不機嫌になるのを見て、「怒りの矛先が子どもに向いてはいけない」と感じたといい、数時間後に殺害したとされる。
英一郎さんは別の場所で暮らしていた時期もあったが、最近自宅に戻り、熊沢容疑者、その妻との3人暮らしだった。熊沢容疑者はこれまでの調べに「長男は引きこもりがちで、私と妻に暴力を振るうこともあった」と話しているが、「暴力は中学生の頃からあった」と明かしたという。
行政などにどれだけ支援を求めていたのかは未だわかりませんが、現在明らかになっている情報からすると、被疑者自身はおそらく社会的ステータスは高かった一方で、ずっと孤立して追い詰められた成れの果てのように思えますが、殺人を正当化したら相模原の障害者施設の大量殺人事件の犯人と同じような論理じゃないですかと。あるいはオウムのヴァジラヤーナやポアの教義とか。「たとえばここにだよ、Aさんという人がいたと…」(このネタも知らなかったり記憶が薄れてきた人のほうが多いか)
善良な市民のみなさんは当然相模原の事件の時は犯人を非難したでしょうが、ここで今回の事件を正当化しようものなら実に皮肉ではありませんか。
いやーこんな優生思想にまみれた殺人肯定予備軍に囲まれてるとしたらこわいですねー。こんな危険な人たちは早々に生命をトランスフォームさせてカルマを落としてあげないといけないんでしょうか。
(追記)善良な市民のみなさんは相模原の事件の時は犯人を非難したどころか同調していたかもしれないなと。だとしたらみんなそろってアレフに出家したらいいんじゃないでしょうか。ま、ナチスの手口を見習うべきだとかのたまった輩が大臣やってるような国ですし…。