シマノのカンチブレーキ、BR-CX50を取り付けたメモ
取り付けと調整に5時間くらいかかった。スペーサー選びとワイヤーの調整が原因。私のように初めて取り付ける方が迷わないように役に立てたらと願う。
もとから付いているものも含め、付属している3つのスペーサーと、ふつう、フレームのブレーキ台座に空いている3つの穴のうち、フレームやリムの太さに応じたものを選ばないといけない。そうでないとブレーキレバーを握った際、リムを挟むのに必要なテンションがかからない。
私の自転車(26×1.5HE)の場合、3つのうち中くらいのスペーサーと、真ん中の台座でうまくいった。太ければ厚いスペーサーと下の穴を使うことになると思われる。
ユニットリンクに通したブレーキワイヤーを締めすぎるとタイコが開けなくなる。逆に言えば力を使わずにタイコをはずせるくらいの位置が正解だと思われる。ユニットリンクの角度は自然と90度くらいになる。
ブレーキシューはロード用と互換性あり。元から付いているブレーキシューは効かないという情報もあったが軽く走った限りではそうでもない。ただ、ブレーキの調整とも相まってガツンと効くような感じではない。雨の日や下り坂で試していないのでまだきちんとした評価は下せない。
輪行する際、上からブレーキワイヤーを引き抜けるタイプのブレーキレバーとは相性がいい。調整も、チドリと違って10mmのスパナ二本が必要ない。アーレンキーだけで可能。
輪行する場合、タイコを外し、アジャスターをフレームから外してワイヤーを緩ませると抜ける。アジャスターを抜くことをすっかり忘れていて悪戦苦闘した。
細かいことだが、ダイアコンペのカンチブレーキの場合、ブレーキアームの開きが大きくて、フォークの真ん中あたりのダボ穴に、日東の円柱型の台座とヘッドライトを取り付けると干渉してしまっていたが、BR-CX50ではそのようなことはない。
https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/105-5800/BR-CX50.html