インターホンのレンズカバーの傷取り
両面テープで外壁にくっつけているインターホンが落下してレンズカバーについてしまった傷をクリームクレンザーでほぼ綺麗にすることができました。
私の借りているアパートにはカメラ付きのインターホンがなく、防犯のために自分で設置しています。ビス止めするのが一番なのですが、賃貸物件のコンクリートに孔を開ければ後が面倒ですし、そのためだけにインパクトドライバーなどの道具を調達するのも馬鹿馬鹿しいので強力な両面テープで壁に貼り付けています。
しかし、所詮両面テープは両面テープ、貼り方が十分でなかったり、次第に劣化したりして今まで何度か落下してしまったことがありました。1m以上の高さから落下してもこれまでは奇跡的に本体の縁くらいしか傷らしい傷がつかなかったのですが、昨夜いつの間にかまた落下していて、ついにレンズカバーに傷がついてしまいました。幸いにして機械そのものには正常に動作していましたが、レンズが使えなくなってはわざわざカメラ付きのものを設置した意味がありません。以前、自分に割り当てられた駐車場の区画に長期間無断駐車がなされていたことがあり、以後の逆恨みなどに備えて不審な人物をチェック、録画するために購入したのに根本的な機能が役に立たなくなるのは困ります。
試しに目の細かい紙やすり(600番と800番)で傷をこすってみましたが、かえって傷の周辺全体が曇ったようになって、余計に人の顔を判別できなくなってしまいました。まるでワイドショーなどでよく見かけるプライバシー保護のためのぼかしが入っているかのようです。マイクは故障していませんでしたが、これでは私の頭の中で声まで勝手に音声加工されて聞こえかねません。
そこでググってみたところ、車用の研磨剤を使えばいいという情報が見つかりました。しかし駐車スペースはあれど車自体を持っていない私にそんなものはなく(後で思い出しましたが自転車用のものならありました)、わざわざ買いに行くのも面倒なため、台所掃除などで使っているクリームクレンザーをティッシュに含ませてダメ元でこすってみました。すると、意外なことに少し深めの傷以外は見えないほどになり、実用には全く問題ないレベルまで回復しました。クリームクレンザーだけのおかげなのか、紙やすりであらかじめおおざっぱに傷をならしておいたからなのかはよくわかりませんが、わざわざ車用のものでなくてもうまくいったことは確かです。研磨剤が入っているものならおそらくなんでも大丈夫でしょう。
この記事を公開してから1年以上経ちましたが、あれから落下することもなく、なんの問題なくインターホンは機能しています。(2020年1月20日追記)