ムツゴロウ?を発見して思う

動物王国のよーしよしよしの人ではありません。

一週間くらい前のことでしょうか、散歩をしていたら、小型船舶が泊まっているのですが日中は潮が引いて干潟のようになっている場所に、多数のカニに混じって、泥のような色をしたイモリかサンショウウオのような生物が這っているのを見つけました。しかし前足に見えたものはどうもヒレのようで、もしかしたらこれがかのムツゴロウかもしれないことに気づいて少し感動を覚えました。それまで実際に見たことはなかったからです。

別の日に同じ場所を通ってみたら、カニばかりでムツゴロウらしき生き物は見つかりませんでした。絶滅危惧種だけのことはあるのかもしれません。ですが先程調べてみた限りではムツゴロウではなく同じように干潟で活動するトビハゼというよく似た魚のような気もします。

ところでムツゴロウは絶滅の危機に瀕しているにもかかわらず、食用にされることがあると知りました。実際にムツゴロウを釣っているところを撮影した動画もいくつも見つかりました。養殖ならともかくも無秩序に捕獲することが未だに許されているというのはさすがに時代錯誤ではないでしょうか。ムツゴロウにせよトビハゼにせよ絶滅してからでは遅いのです。有明海の豊かな生態系は積極的に保全されるべきではないか、ふとそのようなことを思わされました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください