野党叩きの固定観念を持った知人への批判

ツイッターに直接書く気がないのでこちらで指摘。彼はちきりんのデタラメをリツイートして賛同していた大学時代の同期。

そら君自身は大学入る前から小林よしのり愛読してたような人やし、ツイッターでもどこからわざわざ見つけてきたのか知らんような政権寄りの人を肯定的に取り上げてるから、君の中で野党の人が何を言おうが無意識に認知しようとしない固定観念が働いているだけちゃいますか。

そもそも野党いうたら維新の会も国会では野党やけど、大阪府民になったこともないくせに維新の会の吉村洋文知事の府政はしっかり褒めちぎってたやないか。やっぱりもともと出来上がってる自分の主義主張に合わない民主党やら共産党やらが単に感情的に気に入らないから偏見に基づいてそう思ってるだけやないの?あるいは君にとってはもともと自分の頭の中で(維新の会以外の)野党はダメなものやという考えが出来上がってしまってるから、何をしてもダメやと受け取るやろうし、君の中ではダメで叩けるもんやないと野党やないんちゃうの?別にどこの党やどんな政治家を支持しようが自由やけどそれくらいはいい加減自覚しましょうや。そもそもたとえ野党の宣伝(?)が下手くそで他の人に認知されてなかったとしても、君自身が自分で情報を公平に集めた上で取捨選択して考える努力を放棄して責任転嫁したらあかんで。

大学時代に別段親しく交際していたわけではないものの、少なくとも決して人間的に悪い男ではないことは知っているだけに無意味な発言をするのは見ていて気の毒だ。もっと年上の別の知り合い※に、社民党の政治家だったかをはっきり感情的に嫌いなだけだと臆面もなく断言している人がいたが、大の大人が政治を異性の好みのような好き嫌いで判断しているとしたら情けない限りだ。ああなったらもう何も言うことはない。

※余談だがその知り合いはフランチャイズの経営者で、しきりに仕事が忙しい、苦しいとSNSで愚痴をこぼしているのだが、別に左派の政治家を叩いたところで彼の生活が改善されるわけもないし、現政権を支持する理由にもならない。格差社会が進行したらかえって零細企業の経営者や労働者は余計に苦しくなりそうなものだが、深い考えがあるわけではなく(考える能力もなく)、結局は単に手頃に叩けるはけ口がないと困るだけだろう。ただし、神社参拝している写真を何度も載せていたので、宗教的な信仰心(国家神道?)に基づいた部分はあるのかもしれない。

(追記)こんなことを書いたそばから同期のツイッターを見直したら、政権のヨイショと野党たたきばかりする得体のしれない匿名アカウントのツイートをリツイートしていたことがわかった。(内容はちょうど私がこのサイトでおかしいと批判したばかりの拉致被害者家族の発言だった)

一体どういう心理でこういうものを見つけて取り上げるのだろうか。やっぱり自分の出来合いの信念に沿ったものはどんな俗悪なものでも探してでも見つけてくるくせに、そうでないものは何を言われようが見ようとしない、耳を傾けようとしないだけではないのか。ちょうどこのことは拉致家族会や救う会にも全く同じように当てはまる。自分で書いた文章を以下に引用。

安倍総理・安倍政権は動いてやってくださっています。なので、何もやってない方が政権批判をするのは卑怯だと思います。」

横田氏はこのようなことも言っているが、真相はなんということはなく、ただ単に家族会や救う会が、自分たちの信念とは違うやり方を取る人をずっと排除し続けているから、何もさせていないだけに過ぎない。

政治的な内容に限らず、このことに無自覚な人がいかに多いことか。

(さらに追記)野党や左翼叩きをしている人に限って(逆の立場にもそういう人はいるが)、ただ叩くことが目的と化していて、実際は彼らの何が問題なのかはどうでもよいように思われる。当然ながらそんなことはナンセンスだ。

私は独善的な選挙運動をしていた共産党員を面と向かって批判したら暴言を吐かれ、彼女らが擁立した選挙の候補者の事務所にも直接苦情の電話をしたことをずっと覚えているほどには左派勢力には批判的である。

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