「目が座る」というテロップ

先々週に祖父が死去したため葬儀のために急遽帰省しました。私はテレビをほとんど見ない人間で、テレビ自体撤去してNHKも解約しようか迷っているくらいなのですが、実家に住んでいた頃は母親か弟の趣味かは知りませんが大抵いつもくだらない番組が食事の時間に流れていて苦痛でした。家を出て大学に入るまではガリガリに痩せていた(成人するまで168cmくらいで50kgもありませんでした)のはこのことと無関係ではないと思います。

その日もリビングでは相も変わらずタレントがゲラゲラと笑っているしょうもないバラエティ番組がついていて、「目が座っている」というテロップを見て目を疑いました。言うまでもなく正しくは「目が据わっている」です。どこのテレビ局なのかは知りませんが、番組制作者の日本語の運用能力の低さや、放送前の確認を軽視していてただ面白おかしいものを垂れ流して視聴率を稼げればよいと考えているのではないかと感じられました。昨年も南日本放送がニュースで「檄を飛ばす」を誤用していたのを指摘したことがあり、マスメディア全般の能力が低下している気さえしますが、私が敏感になっただけで昔から変わらないのか、実際に以前と比べて腐ってきているのかはわかりません。

「檄を飛ばす」の誤用の割合の変化
以前にも書いたような気がするが、「檄を飛ばす」という語が激励を送ったり怒号を浴びせることと混同して誤用されていることが多い。多いことは知っていたが、テレビ局であるMBCまで「檄が飛ぶ」などと誤用したまま報道していることがわかって呆然...

いずれにせよ内容のくだらなさに加えてこういう間違いが目に入るとテレビを手放してもよいのではないかと改めて思わされるのは確かです。

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