tubus製キャリアの欠点と他のキャリアとの比較

ドイツのメーカーtubusのキャリアは、その丈夫さから自転車ツーリング用キャリアで最高級品といわれています。私はtubus製のキャリアの中でも定評のあるlogo evoという製品を取り付けていますが、購入時には気づかなかった思わぬ難点があることに今になって気づきました。

日本縦断時に使っていた安価なミノウラのキャリアMT-800Nは幅が13cmほどに対して、logo evoのほうは後ろに向けて末広がりになっていて広い部分でも9cmほどしかありません。幅が狭いため、上に荷物を積んだ時の安定性がなく、折りたたみマットを縦に寝かせて、さらにその上に寝袋とテントを交差する形で乗せたところ、4mのゴム紐でうまく固定しないとグラグラして荷物が落ちてしまいました。一応、tubusにはステンレス製で幅が12cmあるcosmoというキャリアもありますが、クロモリで、パニアバッグを荷台の下に付けられるキャリアはどうしても幅が狭いものに限られます。

もっとも、logo evoや、logo classicを日本や世界を長期間旅した人も少なからずいるようですから、しっかりと固定すれば気になるほどではないのかもしれません。

そもそも、長期間の旅をするわけではないなら、わざわざ1万円以上出してtubusのキャリアを買う必要もないかもしれません。前の自転車につけているミノウラのMT-800Nは驚くべきことに2500円以下で買うことができますが、安かろう悪かろうというわけではなく、長距離を走って雨ざらしで保管したりしていたにもかかわらず、塗装が剥げたところに錆が出ているもののどこも折れたりすることなく未だ現役です。安いわりに丈夫なだけでなく、海外製品とは違い、日本のママチャリ用のキャリアのように、ママチャリ用のゴム紐を引っ掛ける突起があるため荷物を固定する時に便利です。ただし、コストパフォーマンスは非常に高いこのキャリアですが、tubusのものより500g近くも重いのが最大の欠点です。また、工作精度は高くないようで、どうがんばって取り付けてもまっすぐ取り付けられず、少し斜めになってしまいます。

TOPEAKにもスーパーツーリストDXというキャリアがあり、こちらはtubusのキャリアと同じくらいの重さで値段も5000円ほどでtubusよりは遥かに安いのですが、アルミ製ですから耐久性がスチールよりも劣るのが心配ではあります。まあないとは思いますが、万が一走行中に破損したら修理してもらうことは難しいでしょう。私は最初、スーパーツーリストDXのディスクブレーキ対応モデルを買って取り付けてみたのですが、一応取り付けることはできるものの、スルーアクスルのレバーと干渉して、タイヤを外す時はわざわざキャリアのネジを外さないといけないことがわかりました(私の自転車のスルーアクスルはアーレンキー不要のねじ込み式なのです)。別にディスクブレーキ未対応のタイプでも取り付けられそうでしたし、むしろそちらのほうが合っていたと思います。logo evoも特にアダプタなども何も使わずに取り付けていますし、ディスクブレーキ搭載車だからといってディスクブレーキ対応仕様のキャリアが必ずしも適当だとは限らないようです。

一方、tubusのクロモリ製キャリアは耐荷重は40kgまでテスト済みで、見た目や質感からしても頑丈さが伝わってくるような精巧な作りで、高いですが安心感はあります。

結局は自分の目的に合わせて何を優先するかを考えた上で選んだほうがよいのでしょう。ちなみにtubusのキャリアを買う場合、日本の代理店はぼったくりといってもいい価格で売っていますし、扱っているキャリアの種類も限られていますから、送料を払ってでもBIKE24やWiggleなどの海外通販サイトで買うことをおすすめします。

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