かけはぎ工房織本の新社長
以前ジャケットの修理を依頼したら綺麗に仕上がって絶賛したかけはぎ工房織本に、虫食いの穴が空いているスラックス等をまた頼もうと思ってサイトを見てみたら、今年になって社長が代替わりしたことを知りました。見てみると、新社長は平成元年生まれでまだ30過ぎの若い人です。
その若社長の松本剛麿氏はTwitterをやっていたので見てみると、業務関係のツイートの他に、長崎の原爆投下日にDHCテレビの動画を貼っていたりとネット右翼のような傾向を持った人のように見えました。
今日は長崎に原爆が投下された日。
戦後76年。世界で唯一の被爆国として、あの戦争を見つめ直す時に来ているように思います。
日本を、家族を守るために戦った多くの方々や、原爆や空襲により命を奪われた方々について、歴史を省みる夏にしたいです。コチラ良い番組! ↓https://t.co/94w7nKptPV— かけはぎ職人 松本剛麿 (@takamarkakehagi) August 9, 2021
日本って良い国だなぁと思います。
毎日お仕事や食べるものがあって、季節の移ろいがあって、なんて有り難いんだろう…。
秋の晴れた日にふらりとお散歩をして、つくづくそんな気持ちになりました。— かけはぎ職人 松本剛麿 (@takamarkakehagi) September 29, 2021
私も日本はいい国だと思いますが、毎日仕事や食べるものがない人もいくらでも現実にはいるわけで、自分がそういう状況にない(しかも世襲のおかげで)ことをもって良い国だというのはあまりにも自己中心的で屈折した愛国心だと思います。
他にも新型コロナウイルスの猛威やワクチン接種に懐疑的なのではないかと疑われるようなツイート、リツイートもありました。
メディアでは報道されていないが、厚労省HPにはワクチン接種後の死亡事例に関する情報が詳細に掲載されている
※年齢、性別、基礎疾患、服用中の薬品等https://t.co/23i1hTe7kS
— 世良公則 (@MseraOfficial) August 30, 2021
ようやく来た感じ。
何かあると『海外では〜』と外国の事例を持ち出すメディアが、この分類に関しては長くノータッチで個人的には「?」でした。
諸外国と比較すると圧倒的に感染者数の少ない日本で医療崩壊が叫ばれていたのが、これで解消され早く『Withコロナ社会』へ移行することを願います。 pic.twitter.com/T4Ro7ipzfA— かけはぎ職人 松本剛麿 (@takamarkakehagi) August 9, 2021
個人的にはワクチンは打っても打たなくてもその人の年齢や考え方次第で自由だと思います、打たないとダメとか打っちゃダメという強制はちょっと怖いですねぇ。
— かけはぎ職人 松本剛麿 (@takamarkakehagi) August 20, 2021
なんにせよ、この松本剛麿氏がいかなる信念を持っていようとも、経営者がこういう浅はかなことを公然と書くのは客からすると会社全体に悪印象を抱きかねず、このような批判を招く原因になりますから、仕事に関係のない発言はしないのが身のためのみならず会社のためだと思います。あまりよく考えずにツイートしているのだとは思いますが、少なくとも私はあまりの稚拙さに気分が悪くなり、洋服を出す気が少しなくなりました。まあ現在ジョイフルでも期間限定で出されているゴーゴーカレー(社員旅行で靖国神社参拝に連れて行かれるらしい、宿泊は当然アパホテルとか)を食べに行くようなものだと思えば良いでしょうか。
うちの父親がそうでしたが、ボンクラのボンボンが社長になって経営を傾かせるのはよくある話ですから、織本がそうでないことを願うばかりです。