かけはぎ工房織本の新社長

以前ジャケットの修理を依頼したら綺麗に仕上がって絶賛したかけはぎ工房織本に、虫食いの穴が空いているスラックス等をまた頼もうと思ってサイトを見てみたら、今年になって社長が代替わりしたことを知りました。見てみると、新社長は平成元年生まれでまだ30過ぎの若い人です。

その若社長の松本剛麿氏はTwitterをやっていたので見てみると、業務関係のツイートの他に、長崎の原爆投下日にDHCテレビの動画を貼っていたりとネット右翼のような傾向を持った人のように見えました。

私も日本はいい国だと思いますが、毎日仕事や食べるものがない人もいくらでも現実にはいるわけで、自分がそういう状況にない(しかも世襲のおかげで)ことをもって良い国だというのはあまりにも自己中心的で屈折した愛国心だと思います。

他にも新型コロナウイルスの猛威やワクチン接種に懐疑的なのではないかと疑われるようなツイート、リツイートもありました。

なんにせよ、この松本剛麿氏がいかなる信念を持っていようとも、経営者がこういう浅はかなことを公然と書くのは客からすると会社全体に悪印象を抱きかねず、このような批判を招く原因になりますから、仕事に関係のない発言はしないのが身のためのみならず会社のためだと思います。あまりよく考えずにツイートしているのだとは思いますが、少なくとも私はあまりの稚拙さに気分が悪くなり、洋服を出す気が少しなくなりました。まあ現在ジョイフルでも期間限定で出されているゴーゴーカレー社員旅行で靖国神社参拝に連れて行かれるらしい、宿泊は当然アパホテルとか)を食べに行くようなものだと思えば良いでしょうか。

うちの父親がそうでしたが、ボンクラのボンボンが社長になって経営を傾かせるのはよくある話ですから、織本がそうでないことを願うばかりです。

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