秀岳館高校サッカー部の監督の頭髪と美樹原愛とトレンドブログ

秀岳館という熊本の高校が、水面下では他にも全国でいくらでもあるであろう部活動での暴力事件で世間を騒がしているらしいですが、問題視されているサッカー部監督の段原一詞氏の写真を昨夜初めて目にして苦笑いしました。まるで白いヘルメットかニット帽をかぶっているかのような不自然な頭髪です。今の20代以下の方々にはなかなか通じないと思いますが、ときメモの美樹原さんをふと思い出しました(愛ちゃんファンの人はすみません)。

(でも健気でかわいい子なんです)

美樹原さんはともかくも、同じようなことを感じた人は他にもいるようで、Googleに「段原一詞監督」と打ち込むと「段原一詞監督 かつらなどという関連キーワードが出てきました。

呆れたのは案の定検索結果に大量に出てきた、ニュースになったような出来事の関連キーワードを拾い集めて中身のない文章を書いただけのいわゆるトレンドブログの一つで、「段原一詞監督かつら疑惑はデマ「妻と娘に言い返せないストレスで白髪に変色」秀岳館高校暴行事件」というタイトルで、「もし段原一詞監督がカツラであれば、小倉智昭アナウンサーの様に、お辞儀をしただけで髪が落ちてしまいます。」などと書かれていたことです。「とくダネ」で小倉智昭氏のかつらが落下する動画は私も見たことがありますが、巧妙に作られているものの(ミラーマンになる前の植草教授が出演していたのも懐かしいですね)、数秒で時計が数分経過していたりとよく見れば合成であることが簡単にわかるようになっています。本気でそんな放送事故が起こったと信じているのでしょうか。そもそも下を向いたくらいで落ちるなら恐ろしくて誰もかつらなどかぶれないでしょう。低劣なトレンドブログの中でもここまで常識が欠如しているのには閉口させられました。

ところで、このサイトはどうもGoogleに嫌われているらしく、記事を載せてもなかなかインデックスされず検索結果に出てくれません。上のような金儲けのことしか考えていないであろう文字数だけ稼いで中身のないいわゆるトレンドブログが大量に現れる一方、このしょうもない記事はともかくも真面目に書いたページまでインデックスされないのは甚だ不公平というものです。

それにしても、私はかつらを被ることが悪いとは全く考えていませんが、段原氏の頭髪がかつらかどうかは断定できないものの、随分前にやはり世間を騒がせたA元一級建築士といい、マスメディアに登場するような人でさえなぜ明らかに不自然に見えるようなものを被るのでしょうか。私は長いこと坊主頭にしていますが、付け焼き刃のかつらを被ったりバーコードにするくらいなら短く刈り上げるなりスキンヘッドなりにしたほうがずっとマシだと思います。とはいえ丸刈りは似合う似合わないがあるでしょうし、自分も禿げてきたらかえって悪あがきをしたくなるのかもしれません。

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