ポケモンSVのキャラの個性づけに対する批判

「アルセウス」の時も感じたが、今作も非現実的すぎるおかしな一人称、口調のキャラクターが多すぎる(ナンジャモみたいなのには合っているとは思うが)。近年のアニメとか漫画を全然チェックしていないので流行なのかはわからないが、はっきりいってそのようなものでキャラクターの個性付けをするのはあまりにも安易で二流のやることである。文豪の書いた小説を読めば容易にわかることだし、少なくとも初期のポケモンはそうだったと思うが、たとえ姿が見えずに一人称を「ぼく、おれ、わ(あ)たし」で統一しても文章力があれば話の細かな内容だけで登場人物の個性など自ずとはっきり現れるもので、ライターの文学的な素質が貧困すぎると思った。

あと、砕けた会話が多いように感じたが、ペパーが「おまちど」と言っていたり(ポケモンセンター伝統の「おまちどさま!」を思い出せ!)、ストーリーのラストで博士が「徒党を組んだり」(悪い企みにしか使わない言葉のはずだがそんな文脈だったろうか?外の世界で生きるのが羨ましいと言っている流れだったと思うが)と言ったりと、スタッフの日本語の運用能力も低下していることが疑われた。一体何歳くらいの人なのだろう。ろくに本も読まないのだろうか。

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