タンクトップ禁止のトレーニング施設

今回は名前は出しませんが、私が通っているトレーニング施設は、タンクトップ禁止で、袖のあるTシャツなどを着なければならないという規則があるのです。

(2020年1月6日追記:わかりにくい表現等を修正。すでに京都にいないので書いてしまいますが京都市中央青少年活動センター(旧;中京青少年活動センター)です)

ところで、以前トレーニングをしていたら、腕に大きなタトゥーをしている、ヨーロッパからの留学生を見かけたことがあります。入れ墨禁止の施設はありますが、タンクトップ禁止というルールは今まで聞いたことがありません。ちなみに私はタンクトップは好きでも嫌いでもなく、入れ墨、タトゥーは好きではありませんが、暴力団などの反社会的な人が誇示する目的でなければ勝手にどうぞという立場です(個人的な経験ですと、今まで入れ墨、タトゥーを掘った人でまともな人に出会ったことはありませんが、それですべて判断するわけにはいきますまい)。

その日の帰り際、職員の女性に、タンクトップは禁止されているのに入れ墨はなにも言われていないが、やはり入れ墨は日本ではヤクザを思い起こさせるもので威圧感があるのではないでしょうかと苦笑いしながら言ってみたら、「今でもそうなんですか?EXILEの某もタトゥーをしているではないですか」という答えが返ってきました。有名な人がしているからいいではないかというのは変ではないでしょうか。自分の頭で考える主体性を放棄しています。そもそも、私からすると逆にEXILEの某のようなちょっと怖そうなチンピラ風の兄ちゃんたちがしているからこそ威圧的に感じてしまうのですが、その女性にはそういう発想はなかったようです。その女性よりは私のほうが年は若そうですが私は古い人間なのでしょうか。

※日本では歴史的に多くは入れ墨は暴力団の構成員などの反社会的人物による威圧行為に用いられてきたからと前置きをすべきだった。暴力団がしているから悪い、EXILEの某がしているから良いという水掛け論になるおそれがある。それにしてもこの受付の女の小馬鹿にしたような態度は今思い出しても腹立たしいし、彼女の言い分が通るならタンクトップを禁止することもできないはずで支離滅裂な連中である。(2020年7月9日追記)

さて、今日もトレーニングを終え、やはり帰り際に、なぜタンクトップ禁止なのかと、受付にいた男性職員に軽く尋ねてみました。すると、不快だと以前女性の方から苦情があったからだと言われました。結局、理にかなった理由があるわけではなく、感情的、生理的に受け付けないというだけなのです。

憶測ですが、その苦情を訴えた女性が居合わせたときにタンクトップを着ていた人が悪臭を放っていたとか、よほどの醜男であったとかというだけなのではないでしょうか。逆に、先ほど出てきたEXILEの某というのはまさにタンクトップを着こなしそうな人で、もし彼のような人がタンクトップ姿でトレーニングをしていたら、その女性は果たして文句をつけたでしょうか。そういう人が一定数いるのはわかりますが、そのような人の主観に基づいた感覚的な要望を容易に受け入れて規制するのは危険ではないでしょうか。理由も問わずに単に快や不快の感情によって人を排除するのはいじめや差別を正当化しかねない思考です。そもそも女性の中にもノースリーブの服装でトレーニングをしたい人がいるかもしれません。

しかも、私は今までトレーニング室に通っていて、女性がトレーニングをしているのをほとんど見たことがありません。往々にして、難癖をつける人に限って、真剣にトレーニングを継続することなく、文句だけつけてほとんど来ないものです。そのような身勝手な「マイノリティ」の人たちの言うことをいちいち聞いていると、結局は誰も何もできなくなってしまいます。

「そのうち半袖半パンも禁止にならなければいいのですがね」と皮肉を言ってその場を去りました。職員の男性は「それはないですよ」と苦笑いしていましたが、まともに物を考えることを放棄しているような人たちならやりかねません。

(2021年11月13日追記)よく考えればトレーニング施設は、京都市男女共同参画センター ウィングス京都の中に入っているので、タンクトップに難癖をつけた女性は(フェミニストの名を借りた?)単なる男嫌いかもしれません。

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